ゲームエンジンUnityって何?無料で使えるの?ダウンロード方法は?日本語化できるの?

2023年10月21日

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今回は、ゲームエンジンであるunityの特徴についてまとめてみました。また、ダウンロード方法も載せています。

   目次

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Unityとは

Unity(ユニティ)は、2Dおよび3Dコンテンツの作成に使用される強力で多目的なゲームエンジンおよび開発環境です。これにはビデオゲーム、シミュレーション、バーチャルリアリティ(VR)、拡張現実(AR)などが含まれます。以下はUnityの特徴をまとめたものです。

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  1. クロスプラットフォーム開発: Unityはクロスプラットフォームの機能で知られており、Windows、macOS、Linux、iOS、Android、PlayStation、Xbox、Webブラウザ、VRデバイスなど、さまざまなプラットフォーム向けにゲームやアプリケーションを開発できます。これにより、多くのデバイスで動作するアプリケーションを開発できます。WebブラウザであるWebGLが、大きなデータ容量のゲームに向かないことや、※iOSアプリのビルドの際にはmacPCが必要になるなど、プラットフォームごとに注意すべきことがある為制作時にはプラットフォームの特徴を理解しておくことが必要です。
  2. 3Dおよび2Dコンテンツ: Unityは3Dおよび2Dコンテンツの開発をサポートし、3Dモデリング、アニメーション、物理シミュレーション、2Dスプライト、タイルマップなどのツールを提供しています。この柔軟性により、さまざまなコンテンツを作成できます。
  3. 視覚エディタ: Unityには視覚的なエディタが含まれており、シーンの作成、アセットの配置、カメラの設定、照明の設定をマウスなどを用いて直感的に行うことができます。この視覚的なアプローチによって、プログラマーでなくともプロジェクトを作成することができます。この部分が、インディーズゲームの大半でUnityが用いられている理由であるといえます。
  4. スクリプト言語: Unityはスクリプト作成にC#プログラミング言語を使用し、多くの開発者に広く利用されている言語です。C#を使用することで、ゲームロジックの作成、カスタムスクリプトの作成、Unityの機能の拡張が可能です。
  5. アセットストア: Unity Asset Storeは、アセット(3Dモデル、テクスチャ、スクリプト、エフェクトなど)を有償または無償で購入し、プロジェクトを強化できるマーケットプレースです。このマーケットプレースは開発プロセスを効率化し、リソース共有を可能にします。定期的にセール等が行われており内容も充実しているため、リソースに困ることはあまりないように感じます。
  6. コミュニティとドキュメンテーション: Unityには大規模で活発なコミュニティが存在し、オンラインフォーラム、チュートリアル、Q&Aウェブサイトなどでサポートを提供しています。また、Unityは包括的な公式ドキュメンテーションも提供しています。有料であればベネッセコーポレーションのUdemyなどの利用がオススメです(セールが頻繁に行われていますが、セール期間とそうでないときの価格差がかなり大きいので必ずセール時に購入するといいです)
  7. エディタの拡張: Unityのエディタは高度にカスタマイズ可能であり、プラグインやエクステンションを追加して機能を拡張できます。これにより、エディタをプロジェクトの特定のニーズに合わせることができます。
  8. リアルタイム開発: Unityはリアルタイムの開発とテストを可能にし、作業中にゲームの変更や効果をすぐに確認できます。(ゲームプロジェクトを変更しては、実際に動かしてみて変化を確かめるなど、動作を確認しながらプロジェクト作成ができることはかなり便利です。)
  9. 物理エンジン: Unityには物理エンジンが組み込まれており、ゲーム内のオブジェクトのリアルな物理シミュレーションを処理し、インタラクティブでダイナミックな体験を作成しやすくします。疑似的な光の表現から現実世界のような光の表現まで表現できたりします。
  10. マルチプラットフォーム展開: Unityのマルチプラットフォームの機能により、1つのプロジェクトをさまざまなプラットフォームに展開でき、追加の作業を最小限に抑えて開発時間と労力を節約できます。(android用に開発したあと、一部を変更する事だけでpc用に開発もできるなど)。この際、プラットフォームごとの違い(ハードのスペックや画面サイズ、入力手段が画面タップかキーボードか等)に注意する必要があります。

Unityを用いればたいていのことはできますが、Unreal Engineと比べると大容量で高画質なゲームの製作にはあまり向いていません。しかし、ゲームの作成難易度の低さや、日本語で書かれた情報が多く存在することを考慮すると、まずはUnityから始めるというのが良いかもしれません。

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Unityのダウンロード方法

Unityのダウンロードの前にUnity Hubをダウンロードしましょう。

Unity Hubとは

複数バージョンのunityやプロジェクトを一括で管理することのできるものです。Assetによっては旧バージョンでしか使えないものがあったり、過去に自分で作ったプロジェクトが旧バージョンのUnityで作られていた場合、簡単に旧バージョンでプロジェクトを開始できます。

下リンクからUnity Hubをダウンロード

Unity公式サイト

Unity Hub のダウンロードが済んだら起動してみましょう。

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はじめに会員登録を求められるので、会員登録を行いましょう。unity personalの場合収益が10万ドル以下の場合は無料で使用することができます。その後、画面左のインストールをクリックします。そして、右上の青いインストールボタンをクリック。基本推奨リリースもしくは、正規版を選択します。次は必要モジュールのインストールです。基本的には作成しようと思っているゲームのプラットフォーム、日本語化モジュールなどをよく使います。日本語化モジュールはインストールしただけでは日本語化されないため、プロジェクトを立ち上げた後設定します。

プロジェクトを開始する。

必要なunityのバージョンがインストール出来たら、unity hubのプロジェクト、新規作成を選択し、プロジェクト名や保存先を指定してください。プロジェクトが立ち上がったら、画面左上のedit→language→editor languageで日本語を選択してください。ここで、日本語化がされなかった場合は、unityの再起動で解決することが多いです。

以上

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