📝 Pythonの基本:文字列と数値を使いこなそう!
Pythonでは、扱うデータの種類(データ型)によって、できる操作が異なります。特に「文字列(str型)」と「数値(int型やfloat型)」は、プログラミングの基本中の基本です。ここでは、それぞれのデータ型の特徴と、基本的な四則演算について解説します。
🔤 文字列(str型)
文字列は、文字の集合であり、シングルクォーテーション(')またはダブルクォーテーション(")で囲んで表現します。
greeting = "こんにちは"
name = '太郎'
print(greeting + "、" + name + "さん!") # 出力: こんにちは、太郎さん!文字列同士は + 演算子で連結できます。また、* 演算子を使うと、文字列を繰り返すことができます。
print("Python" * 3) # 出力: PythonPythonPythonただし、数値と文字列を直接連結しようとするとエラーになります。その場合は、数値を文字列に変換する必要があります。
age = 25
print("私は" + str(age) + "歳です。") # 出力: 私は25歳です。🔢 数値と四則演算
Pythonでは、数値を使って基本的な計算を行うことができます。以下に、主な演算子とその使用例を示します。
- 加算(+): 値を加える
print(10 + 5) # 出力: 15- 減算(-): 値を引く
print(10 - 5) # 出力: 5- 乗算(*): 値を掛ける
print(10 * 5) # 出力: 50- 除算(/): 値を割る(結果は浮動小数点数)
print(10 / 5) # 出力: 2.0- 整数除算(//): 値を割った商の整数部分
print(10 // 3) # 出力: 3- 剰余(%): 値を割った余り
print(10 % 3) # 出力: 1- べき乗()**: 値の累乗
print(2 ** 3) # 出力: 8これらの演算子を組み合わせることで、複雑な計算も行うことができます。
このように、文字列と数値の基本的な扱い方を理解することで、Pythonプログラミングの基礎を固めることができます。次に、条件分岐を行うif文の使い方について学んでいきましょう。
if文とは?何ができるのか
if文は、プログラムに「もし○○なら〜する」という判断をさせるためのものです。
実生活でいうと、
- もし雨が降っていたら傘を持っていく
- もし点数が80点以上なら合格
といった「条件に応じた行動」をコードに書くことができます。
Pythonのif文の基本構文と例
Pythonでは、以下のように書きます。
x = 10
if x > 5:
print("5より大きいです")🔍 ポイント
ifの後に条件式- 最後に コロン(:)
- 条件が成立したときに実行する処理は インデント(字下げ) して書く
インデントを忘れるとエラーになりますので注意!
elseとelifの使い方
if文だけでは「条件を満たさない場合」の処理が書けません。
そのとき使うのが else と elif です。
x = 5
if x > 5:
print("5より大きい")
elif x == 5:
print("ちょうど5です")
else:
print("5より小さい")🔍 用語説明
elif(「else if」の略):追加の条件をチェックelse:すべての条件が満たされなかったときに実行
これで 複数の条件に応じた処理の分岐が可能になります!
複数条件(and, or)の組み合わせ
複雑な条件が必要なときは and や or を使います。
score = 85
age = 18
if score >= 80 and age < 20:
print("若くて成績も良い!")and:両方の条件が成り立つときor:どちらか一方でも成り立てばOK
よくある間違いと注意点
初心者がif文でよくやりがちなミスを紹介します。
① インデントミス
if x > 5:
print("NG") # ←インデントがないとエラー✅ 修正:
if x > 5:
print("OK")② = と == の混同
=は 代入==は 比較
if x = 5: # ❌ エラーになる
if x == 5: # ✅ 正しい③ 比較できないデータ型を使う
if "3" > 2: # ❌ エラー(文字列と数値は比較できない)🎯 練習問題:if文を使って実践してみよう!
【問題1】基本編:偶数か奇数かを判定しよう
以下のように、ユーザーが入力した数字が「偶数」か「奇数」かを判定して表示するプログラムを作ってみましょう。
# 実行例(入力: 4 → 出力: 偶数です)👇コードの骨組み:
num = int(input("数字を入力してください: ")) # ユーザーが入力した値をnumに代入
# ここに if 文を使って判定する【問題2】応用編:年齢に応じたメッセージを表示しよう
ユーザーの年齢を入力して、以下のように年齢に応じたメッセージを表示するプログラムを作ってみましょう。
- 18歳未満 → 「未成年です」
- 18歳以上かつ65歳未満 → 「成人です」
- 65歳以上 → 「高齢者です」
👇コードのヒント:
age = int(input("あなたの年齢を入力してください: "))
# if ~ elif ~ else を使って分類しましょうまとめ
この記事では、Pythonのif文について以下を学びました。
- 条件によって処理を分ける方法(if)
- 条件が成り立たないときの処理(else)
- 複数条件を処理する方法(elif、and、or)
- よくあるミスとその対処法
if文はPythonの基礎中の基礎ですが、データ分析・自動処理・AI開発などすべての土台になります。
ぜひこの段階でマスターしておきましょう!
次回は「繰り返し処理(for文・while文)」について詳しく解説します。
↓ [次の記事はこちら]
【Python入門】for文・while文による繰り返し処理の基本と応用
↓ [前の記事はこちら]
【簡単3分】Pythonファイルの作り方と実行方法【初心者向け手順】
🔥この記事を読んだ後にできること
- Pythonで条件に応じた処理を記述できる
- elifやelseを使って複雑な分岐を作れる
- 実務にも応用できる基本的なロジックが組めるようになる

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