【Python基礎】関数の作り方とメリットを初心者向けに解説

はじめに

Pythonの学習が少し進むと、「同じ処理を何度も書くのが面倒」「コードがごちゃごちゃして読みにくい」と感じることが出てきます。
そんなときに役立つのが、関数(function)です!

関数を使えば、よく使う処理をひとまとめにして再利用でき、プログラムの見通しも格段によくなります。
この記事では、Python初心者向けに、関数の作り方・使い方・メリットをわかりやすく解説します!


関数とは?

関数とは、ある処理に名前をつけて定義したものです。

イメージとしては「コーヒーメーカー」のようなもので、
「ボタン(=関数名)を押せば、同じ手順でコーヒーが出てくる」ような感じです。


Pythonの関数の作り方(基本構文)

Pythonで関数を定義するときは、次のように書きます。

def 関数名(引数):
処理
return 戻り値

例:2つの数を足す関数

def add(a, b):
result = a + b
return result

print(add(3, 5)) # → 8

🔍ポイント

  • def は “define”(定義する)の略
  • 丸かっこ()の中には引数(入力)を指定
  • return は処理結果(戻り値)を返すために使います

引数がない関数・戻り値がない関数もOK!

関数は引数なし/戻り値なしでも使えます。

引数なし

def greet():
print("こんにちは!")

greet()

戻り値なし

def show_sum(a, b):
print("合計は", a + b)

show_sum(4, 7)

デフォルトの引数を設定する

デフォルト引数とは?
関数を定義するとき、引数にあらかじめ値(デフォルト値)を設定しておくことができます。
呼び出し時にその引数を省略すると、デフォルト値が自動的に使われます。

メリット

  • 引数を省略できるので、関数の使い勝手がよくなる
  • よく使う値をデフォルトにしておくことで、コードが簡潔になる

def greet(name='ゲスト'):
print(
"こんにちは、" + str(name) + "さん!")

greet('山田') # こんにちは、山田さん!
greet() # こんにちは、ゲストさん!

関数を使うメリット3選

1. コードの再利用ができる

同じ処理を何度も書かなくて済みます。

2. 可読性(見やすさ)が上がる

「この関数は何をするのか」が名前で明確になる。

3. 修正がラクになる

処理をひとつにまとめておけば、変更は関数内だけでOK!


よくあるエラーと注意点

① 関数を呼び出し忘れる

def hello():
print("Hello")

# hello() を書かないと何も起きない!

② インデントミス

def greet():
print("Hi") # ❌ NG!

# ✅ OK
def greet():
print("Hi")

③ returnがないまま使う

def double(x):
x * 2 # returnがないので何も返らない

練習問題

1. 基本的な関数の作成

  • 問題1
    「2つの数値を引数に取り、その和を返す関数 add_numbers を作成してください。また、add_numbers(10, 20) を実行したときの結果も出力してください。」

2. 条件分岐を含む関数

  • 問題2
    「引数に整数を受け取り、その値が偶数なら ‘偶数です’、奇数なら ‘奇数です’ と出力する関数 check_even_odd を作成してください。check_even_odd(7) の実行結果も確認しましょう。」

3. デフォルト引数を使った関数

  • 問題3
    「名前(name)を引数に受け取り、’こんにちは、〇〇さん!’ と挨拶を表示する greet 関数を作成してください。引数を省略した場合は ‘ゲスト’ さんと表示されるようにしてください。」

4. リストを受け取る関数

  • 問題4
    「整数のリストを引数に受け取り、そのリストの合計値と平均値を返す関数 calc_sum_avg を作成してください。例として [10, 5,15]を使って実行してみましょう。」

5. 応用:FizzBuzz関数

  • 問題5
    「引数に整数 n を受け取り、1から n までの数をFizzBuzzのルールで表示する関数 fizzbuzz を作成してください。FizzBuzzのルールは、3の倍数で’Fizz’、5の倍数で’Buzz’、3と5の公倍数で’FizzBuzz’、それ以外は数字を表示するものです

まとめ

この記事では、Pythonの関数について

  • 基本の書き方(def・return)
  • 引数と戻り値の扱い
  • 関数を使う3つのメリット
  • 初心者がよくやるエラー

を解説しました!

関数は、コードを整理し、効率よく管理するための必須スキルです。
次回は、Pythonのライブラリ(モジュール)の使い方について解説していきます!

↓ [次の記事はこちら]

【5分で理解】Pythonモジュール・ライブラリの使い方【pandas・numpy入門】


🔥この記事を読んだ後にできること

  • Pythonで自分だけの関数を定義できる
  • 引数と戻り値を使って処理を自由に設計できる
  • コードを再利用・整理してスマートに書けるようになる

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